ホクロだと思っていたら実はイボだったということがあります。では、ホクロとイボはどのように違うのでしょうか?
「ホクロ」とはどういうもの?
ホクロは、皮膚の内側から発生してくるものでメラニン色素が集まってできる黒い斑点のようなシミ・盛り上がりのことです。
皮膚の一部にメラノサイトが集結してできる母斑といわれるもので、悪性の場合も稀にありますが、大抵は良性で健康には何の影響もないものです。
「イボ」とは
どういうもの?
イボは、皮膚の表面が変化してできたもので、ウイルス感染や老化などが原因で発生し、皮脂腺が密集しているところにできる盛り上がりのことです。
大きさは様々ですが、これもまたホクロと同様ほとんど害はないものです。加齢とともにイボができる人は多くなります。しかし、稀にイボにも悪性のものがあります。
まとめ
一般的には、大きく盛り上がっているものを「イボ」と呼んでいますが、ホクロは皮膚の内側から発生してくるもので、イボは皮膚の表面が変化してできたものです。
イボができる原因には老化やウイルスなどがあり、種類によってイボの名称も変わってきます。ほとんどが良性なので心配はありませんが、目立つところにある場合はコンプレックスにもなります。
イボの除去には医療レーザーが適しており、ピンセットなどでつまんで自分で除去をする人もいますが、跡が残ってしまったり、悪化する恐れもあるので、気になる場合は皮膚科を受診しましょう。
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