ほくろの除去手術を行う場合、ある程度の大きさまではレーザーでも対処できます。
しかし、一定以上の大きさになってしまうとレーザーでは対処しきれなくなってしまい、その場合は、切除施術に移行することになります。
5ミリくらいがレーザーの限界
5ミリ程度まではレーザーによる施術を実施しているクリニックがほとんどです。炭酸レーザーによるほくろ除去が主体となっているのですが、これは全てのほくろに対応しているわけではありません。一定以上に大きくなってしまうと、レーザーでは対応できません。その目安となっているのが5ミリ位なのです。
6ミリ以上のほくろに関しては、基本的にメスによる切除での施術をおすすめされます。
メスによる施術については保険適用がされるので、レーザーよりも安い、といったメリットが有ります。しかし、傷痕がしばらく残ってしまう可能性もあるなど、顔にあるほくろを除去するときには少し気になってしまうかもしれません。
ただ、メスを使った施術であったとしても、しばらく時間が過ぎれば綺麗になってくるので、仕上がりについてはそれほど心配する必要はありません。
また、パンチといった特殊なメスを使った施術法を利用すると、ほくろだけをピンポイントでくり抜ける、といったメリットがあります。皮膚の組織を大きく損なうことがないので、傷跡が残りにくい、といったメリットがあるのです。
ただし、くり抜き方に関してもレーザーと同じように限界が設定されています。
5ミリ程度が限界とされており、それ以上に大きくなってしまったほくろに関しては、メスを使って切除していくしかありません。
電気分解は大きくても問題なし
ほくろは2~3センチから5センチくらいが限度の大きさとも言われています。その程度の大きさくらいであれば、電気分解で簡単に除去できます。仮に5センチを超えるような場合には、切除する可能性もあります。場合によっては、切除したところの皮膚を補うために、皮膚の移植手術をすることもあるのです。
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