皮膚の表面である表皮には、メラノサイトと呼ばれる細胞が潜んでいます。
このメラノサイトは、生まれつき誰もがもっている細胞です。紫外線を浴びることで、メラニン色素を生み出します。
これがホクロの原因となりますが、紫外線を浴び続けるとメラノサイト自体が増えるため、さらにホクロが増えてしまいます。
顏は体よりも紫外線のダメージを受けやすく、体よりも皮膚が柔らかいため、ホクロができやすく、更に膨らみやすいのです。
アゴ、こめかみ、小鼻の脇、頬、首筋、目元のキワなど、どこにできてもホクロは目立ってしまいますが、手で触れやすい部分や刺激されたホクロは、さらに大きくなる可能性が高いです。
ホクロはこのまま大きくなり続けるのか?
子供の頃に比べて、ずいぶんと大きくなったり、だんだんと膨らんできたという方もいらっしゃいますが、このホクロはずっと成長し続けるわけではありません。
一般的に、直径6mm程度の円形にとどまることが多く、まれに1cm以上になってしまう方もいますが、ある程度でホクロの成長はストップします。
また、ホクロの大きさが定まったとしても、絶対に刺激してはいけません。爪でひっかいたり、触れたり、針で刺すことによりメラノサイトは活性化してしまいます。
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