青いホクロ?アザ?青色母斑とは

ほくろについて

青色母斑とは、通常のほくろよりも青みが強いほくろまたはあざ、いわゆる青あざのことを言います。ほとんどは1cm以下の小さいものです。

しかし、稀に大きくなる場合もあります。皮膚の表面から少し盛り上がっているのが特徴です。 青色母斑は通常悪性化することはありません。

しかし1㎝以上の大きなものは細胞増殖型と呼ばれ、後々悪性化する恐れがあるので注意が必要です。

大きいものが生じた場合は早めに相談しましょう。

人間の皮膚の表面には、皮膚の色を濃くする働きがあるメラニン色素を形成するメラノサイトというものがあります。本来であれば皮膚の表面にあるものですが、皮膚の深い部分でメラノサイトが増殖すると、皮膚に青みが出てあざになります。これが青色母斑です。

青色母斑はメラノサイトが増殖しているので硬い性質があります。また顔や背中、手や足によく発生します。

また一般的なホクロよりも色素が深いことも青色母斑の特徴と言えます。

真皮層でメラノサイトが増殖するため、レーザー治療で効果が見られないケースもあります。

青色母斑は病気ではないため、悪性化していなければ特に治療などを行う必要はありませんが、見た目が気になったり大きいものが出てきた時には医療機関に相談すると良いでしょう。

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